第3章 真斗×浴衣
その間に立つ
混浴という立札。
どうやら、
混浴の温泉もあるみたいです。
これは入らなきゃ…//
バッと真斗様を
みると
「っ!?///
破廉恥なっ!!///」
そう言って赤面したままさっさと
男湯に行ってしまった。
『うっ……ですよね。』
少しくらい
悩んでくれても…
なんて思いながら
一人で女湯を満喫した。
**
夜
夕食を食べたあとに
20:00から花火大会があると聞きました。
私たちの部屋からは
キレイに見られるらしく、
楽しみに待っています。
布団がしかれて
枕を抱いてまつ私と、
正座でまつ真斗様。
なんか、美しい……//
ちょっとキスするだけ…
ごくっと
唾をのんで
真斗様にじりじり
近寄ります。
真斗様は
目を閉じてて気づきません。
バッと押し倒したと思ったら…
「始まったぞ!」
と言って立ち上がってしまった。
ぶーっ!!
惜しいです。
「キレイだな……」
花火を見ながら
そう呟く真斗様。
私、キレイって
可愛いって
いってもらったこと、ないです。
悔しいなぁ……
なんだか泣きそうです。
**
花火も中盤。
立ち上がってみていた
私たちも
布団にお座りして
見ています。
ヒューーッ ドーーン
色とりどりに光る花火
その色が真斗様を
美しく飾る。
もう、なんだか、
止まりません。
ドサッ…
「っ、○○!?!?」
明かに戸惑っている真斗様
可愛い…
『ンっ…』
そっと真斗様に
キスをおとす。
レン様に教わった。