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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第3章 真斗×浴衣



**

チェックインを済ませて
部屋に入ります。

『うわぁぁあ!
いい景色…///』

真斗様を置いてけぼりにして
窓際に走る私。

『真斗様っ!
すごいですっ!』

振り返って、
真斗様とこの景色を共有しようとしますが

「そんなに慌てるな…;;
部屋は逃げたりしないぞ。」

と、私を嗜める真斗様。

(そっか、これくらいの景色…
真斗様にはどうってことないのかも。。)

どれどれ?…と荷物を置いて
ゆっくりとこちらに来てくれましたが
真斗様は私の一歩後ろでじっと
窓を眺めるだけ。

こういうときって、こう…


「お前の方がキレイだ…」

って、手を握りながら見つめてくれたり

「子供みたいにはしゃぐお前も可愛いな…」

なんて、壁ドンならぬ窓ドンッからの顎クイ…
とかあるのでは?

それでなくても手を繋ぐとか…


なんて、大好きな少女漫画のものさしで
色々と考えてしまう私。

真斗様、もしかしてこの旅行
楽しくなかったりしますか?涙

(そんなこと、ありませんように…)

作戦実行前に
心折れかけましたが

真斗様が
「どうした?
具合でも悪いのか?」

なんて
顔をのぞきこんでくるから

『なっなななにもっ
それより、
温泉…いきましょ?///』

(うぅ、
そんな整った顔に見つめられたら…っ///)

と赤くなった顔を誤魔化すように
温泉に行く準備をします。

部屋の押入を開けて
(浴衣…浴衣…
あれ?男性用の大きいのしかない?
あれ?)

と、探しますが…

(あれ!?
浴衣がありません?)

そんなはず、、
と慌てる私に、

「そういえば、

さきほど、
女性用の浴衣が全て使われてしまった
らしくてな、

洋風のだが、パジャマをもらっておいたぞ。」

と、真っ白なパジャマを下さる真斗様。

(パジャマ…)

私はパジャマを見つめて唖然。

えーと、どうしましょう…
いきなり作戦失敗の予感です。


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