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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第17章 砂月×ケーキ








『別に歩けるよ?……』








帰り道








ごめんと謝りながら
私の手足を拘束する縄をほどいてくれた
砂月くん。








お詫びにおぶってやるって
言うから
少し甘えたけど、








ちょっと恥ずかしい…//








「うっせ…///」








でも私より顔を真っ赤にする
砂月くんが見られたから
よかったよね?








**








家に帰ると
お母さんとお父さんが







デートに出掛けると
置き手紙があったから







砂月くんを初めて部屋にあげた。








いつもはキッチンの裏で
ケーキを作ったり食べたりしてるから







自分の部屋を見られるのは
恥ずかしい…//







「意外と綺麗にしてんだな。」








『意外とは余計です。』







「……」








『……』









少しの沈黙のあと








「今日は…ほんと悪い……







俺も一緒に行けばよかったよな。」








『………ううん。








砂月くんは悪くないよ!!








私がすぐ捕まっちゃうのが
悪いんだよ…』







「それでも
俺が行ってりゃ…」







『もういいの!!








助けてくれたから…








ほんとに嬉しかった…//








ちゃんと心配してくれて。』








「バカ…








んなの、当たり前だろ。」








『……うん……//』








「ほんと、心配かけやがって。」








そう言って
優しく私を抱き寄せる砂月くん、







『………///』








その砂月くんに、
私はお礼をしたいと思った。







『ねぇ、砂月くん…………』








「………??」








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