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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第3章 真斗×浴衣





今日は二人で
温泉旅行。

はじめての二人きりの旅行に
ドキドキが、とまりません。//

真斗様とはもう3ヶ月のお付き合いに
なりますけど、

キスすらまだしたことがないんです。

だから、レン様に
男の子をその気にさせる方法を
教わったんです。

その名も、
裸に浴衣で誘うぞ!大作戦っ!//

その名の通り
下着をつけずに浴衣を着て、
色気ムンムンで真斗様を誘うという
大胆かつ破廉恥な作戦です//

私、今日のために
筋トレ、ダイエットに美肌パック…
とにかくすっごく頑張ったんです。

全ては真斗様に
襲ってもらうため。

私、本気です。


**

『ついたぁー!!』

ロータリーに乗りつけた
真斗様のリムジンから降りて
旅館の外観を見渡す私。

「ん……

なかなか
良いところではないか。

お前はこんな近場で
良かったのか?」

後から降りてきた真斗様がこんなことを
おっしゃいます。

『当たり前です。
結構有名な温泉なんですから!

それに、真斗様と一緒なら
どこでも…///』

「むっ…////」

照れて頬をかく
真斗様の可愛さになんだかキュンとします。


この温泉は
真斗様のような御曹司が来るような
高級なところではないです。

でも、庶民の私には高級旅館に
泊まれるお金も勇気も振る舞いもないので

山奥の自然の中に
ポツンと建つ趣のある温泉旅館に
宿泊することを提案しました。

真斗様は自分が手配すると
言ってくれましたが。
そんなところで安らげるわけないです…涙

てことで、
押しきりました。

ゴロゴロと荷物を
持って旅館のフロントへ向かいます。

「貸せ。

俺が持ってやろう。」

一歩前を歩いていた真斗様が
振り返ってそう言ってくれます。


『うぇぇ!?!?

い、いいですよっ!

重たいですし…//』

首を横に振りますが

「なら、なおさら
持たせてくれ。」

さっと私の手から荷物を取って
軽々と運んでくれます。

普段あまり見ない男らしい振る舞いに
(もう、一生着いていきます//)
なんて、単純な私

『あ、ありがとうございますっ。』

颯爽と前を歩く彼に置いていかれないよう、
小走りで後を追いました。



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