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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第15章 レン×裸エプロン



『あの執事って誰です?
それに何故急に聖川様の名前が…??』


まだとぼけるのか。


「お前、婚約者がいるんだろ?」


吐き捨てるように
そう言うと


『えっ?

い、居ませんよ、そんなの…』


「まだしらばっくれるのか?

知ってるんだぜ?

お前があの執事に
婚約を迫られてること。

だが、聖川がいるから、

OKできないでいるんだろ?」


『…???』


なぜ認めない?
そのとぼけた顔にも
段々腹が立ってきた。


「俺のことなんか
見捨てるつもりでいるくせに、

気があるような素振りはやめてくれ…。」


『見捨て…!!!???

どういう意味ですか?

全く分かりません…』


涙を拭いながら
俺を見る○○


「お前、聖川と付き合って
聖川の使用人になるんだろ?

だから、兄貴の執事と別れようとしてるんだろ?

今までそういうこと、
俺に言わなかったのは

俺の前から黙って消えるためだったんだろ?

お前は隠し通せているつもりかも知れないが、
俺は知ってんだぜ?

今日兄貴の執事と人気のない場所で
会ってたことも

毎日のように昼休み
聖川のところへいっていることも。」


情けない言葉を零す
俺の話を聞いて
全て理解した○○は


『っ!!!?

お言葉ですがレン様。

全て誤解です。』


と先程までの涙も何処へ行ったのか
キッパリといい放つ


「誤解って言うなら
隠し事をするな、

何故、執事と付き合ってること
黙ってた?」


『貴方がどういう経緯でそれを
知ったかは知りませんが

そもそも、
私に恋人はいません。』


「は?
じゃあ兄の執事は?」


『あの方は

より、お兄様に
レン様の動きを
詳しく伝えるため
私を取り込もうとしているだけです。

愛はありません。


お兄様にもご相談しましたが、
使用人同士の結婚など
どうでもいいといった感じで、
取り合ってもらえず…。』


「………(なるほど……)
じゃあ、聖川のことは?」




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