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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第15章 レン×裸エプロン





俺は最低だ。


『っ、!!??///』


でも、予想外だったのは
こいつの反応


目を見開いて
顔を真っ赤にしている。


いつもみたいに
さらっと受け流されて
終わると思ってた俺は
拍子抜けした。


可愛いなんて
思ってる自分がいる。


違う。そんなわけない。


自分にいい言い聞かせるように


夢中でこいつの服をまさぐり
メイド服を脱がせる


パサ…


露わになった肌に触れ、
首筋に舌を這わせる


そして唇にキス…と思って
○○の顔を見ると


目をギュッと閉じて
震えている。


そこで
一気に目が覚める。


俺は何やってるんだ……


「嘘だよ。
しまえ。」


落ちていたエプロンだけ
バッと渡して


○○はそれで前を隠すようにする。


『っ……///』


ベッドの上で
俯いてこちらを向かない○○に
どうしていいのか分からなくなる。


「はぁ…」


『……』


頭をかきながら
視線を戻すと


声も出さずにただ
ポロポロと涙を流していた。


ギョッとした。


「な、っ!?」


こいつだけは
何を言っても何をやっても
泣かないと思っていたからだ。


グスグスと鼻をすすりながら


『そんなに、私……

魅力ないですか……??

どんなに頑張っても、

他の子たちには言う言葉を
貰えないのは

何故なんですか…っ…』


なんてことを言う。


○○の気持ちが
俺に向いていることに
素直に喜ぶ心と
この心に急ブレーキをかける理性。


俺は気づいてた。


こいつに本当は華があること、
髪型を少し変えたこと
香水を変えたこと、


全部気づいてた。


でもそれを褒めなかったのは
他の誰かのためだと思っているから…


「なんで、俺がそれを
お前に言わなきゃいけないんだ。

お前には
あの執事も、聖川もいるだろう?」





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