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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第15章 レン×裸エプロン




なんだよあれは…


俺が負けて凹んでるかもとか
ないのかよ…


ったく。


こんなことを考えてる自分が
嫌になるねぇ…


楽しそうに4人で話している
○○を見てから俺はその場を立ち去った。



**



その夜、


今日は珍しく父兄そろっての夕食だった。


俺にとっては
地獄だけどね。


黙々と食事をしていると


父親が口を開く。


「レン…

お前、今日の学園のイベントで
あの聖川の嫡男に負けたらしいな…。」


「………あ、あぁ。」


「それに、使用人にまで負けるなど…

言語道断だ。」


『ま、待ってください、旦那様っ!!』


「こら、やめなさい。」


俺を庇おうとする○○を止めるのは
兄さんの専属執事。


そういえば、あいつ
最近やたらと
○○に絡みたがるな。


俺はいつもバカにした目をしてくる
あの執事が気にくわない。


『っ……申し訳ありません…』


「フン…
お前の使用人も躾がなってないな…


まぁ、いい。

次は聖川に負けるんじゃないぞ。」


「…」


こうして夕飯は
少し暗い空気のまま終わった。


着いてこようとする○○を
追い払って部屋に戻る。


ベッドに寝転がるが、
さっきの父親の言動が
脳内でリピートされて


「チッ…」


と、起き上がって部屋を出る
気分を落ち着かせようと
外の人気のあまりない場所に行く。


いつも何かあったとき、
俺が来る場所だ。


そこでこんな声が聞こえる。


「婚約の話…考えたか?」


『……私は婚約なんて…』


○○とあの執事の声だった。


婚約?どういうことだ?
さっと物陰に隠れて耳を澄ます。


「なぁ、いいだろ?
俺はお前が欲しい…」


『や、やめてください!

離してっ』


○○はバッと掴まれた手を離して


走って逃げていった。


俺は次から次へと
起こる物事に
混乱し始めていた。







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