第15章 レン×裸エプロン
面白くないな…。
俺のメイドは
聖川と聖川が連れてきたもう一人の男と
イッチーとで
早くも優勝候補間違いなしの
優秀なチームをつくっていた。
「おーい、レーン!
連れてきたぞ!」
俺のチームは…
一十木と四ノ宮…か…。
本当に大丈夫なんだろうか…
クイズはトーナメントで行われれ、
俺たちはシノミーの音楽の知識と
イッキとおチビちゃんの直感
俺の頭脳と感性を活かしてなんとか決勝戦。
あっちの優秀チームは
3人のずば抜けた頭脳と知識、
○○の神宮寺仕込みの感性により
楽々決勝戦といった感じだ。
「いよいよ決勝戦よぉ~っ!!!」
Aクラスの担任、
月宮 林檎が大きな声をあげる。
決勝戦は
同じように両者の決着がつくまで
一問一答していく。
回答は誰がしてもいいことになってる。
「第一問!!………」
**
「あーぁ、負けちゃったね……」
「いや、でもあんな頭いいのばっかのとこに
100対99ってすごくね?」
「すいません、
僕が間違ってしまったばっかりに…」
「シノミーのせいじゃないさ…
シノミーがいなかったら
俺たちこんなとこまで来てないぜ?」
「レンくん…ありがとうございます。」
一方その頃。
「さすがですね、□□さん。
100問中50問は貴女が答えていましたよ。」
「ああ。さすがだった。」
『一ノ瀬様に、聖川様…
いえ、恐縮です…
一応レン様のお勉強も見なくてはいけないときが
ありますので
少し知識をいれているだけです…』
「へぇ…神宮寺くんの勉強って□□さんがみてるんだ?
やっぱり、二人は付き合ってるの?」
『い、いえ!
めっそうもございません;;///』