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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第15章 レン×裸エプロン






綺麗……とか


思うわけないよな。


俺はあいつに
見せつけるように


女の子たちと仲良く教室に戻っていき


自分の席へ座った。
(1番後ろの廊下から二列目)


あいつの席は
俺の席より2つ前の窓際。


振り返って睨まれるかと
思ったけど
あいつの反応は…


ゼロ。


「…」


はぁ…


何をすればあいつは
もっと感情を表すのか…


というか、
俺にたいして何も感じないのか?


いや、そもそも俺はあいつに
どう思って欲しいんだよ…


授業が始まってからも
少し前に座る彼女のことをじっと見つめていた。


**


休み時間、


もうすぐ1日が終わるなー、
なんて


時計を見ながら考えていると


「おい。」


おチビちゃんの声が聞こえる。


「どうしたんだい?」


後ろを振り向くと


ガッと肩を組まれて
ヒソヒソ話。


「お前の彼女、

今日の昼休みAクラスのやつと
浮気してたらしいな。」


「あぁ……。

彼女じゃないんだけど、

それがどうしたんだい?」


「彼女の返事は知らねぇけど、

那月のやつが
そいつが○○をデートに誘ってたって
言ってたぞ。」


「は?」


俺は耳を疑った。


聖川 真斗が…?


そう言えば小さい頃はよく3人で遊んでた


その時はまだ皆何にも縛られずに自由にしてたな…


もしかしたらその頃から…あいつは…


昔のあいつの笑顔を思い出して
少し苛立つ俺。


「ま、そんだけ。

お前、喧嘩してんのか何なのか知らねぇけど

ちゃんとしねーと
取られちまうぞ?」


おチビちゃんはそれだけ言い残して
笑いながら席に戻っていった。


(大きなお世話だよ。)




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