• テキストサイズ

[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第13章 音也×保健室の先生




昼からは
校長が現れて








またゲームが始まる。








"Aクラス Sクラス対抗借り物競争"








学園内を走り回って
指定されたものをとりにいくんだとか…








まぁ、どうせ
いつものように
罠が張り巡らされているんだろうけど…








怪我人が
続出するため、








ゲームのときには
必ず○○先生が医務用のテントにいる。







早く終わらせて
そこに行かなくちゃ。







走りながら俺はあの日のことを
思い出していた








先生に出会って、
恋に落ちた日のこと。








**








あの日もこんな風に
唐突にゲームが始まって







俺は真斗をかばって
少し足を擦りむいちゃったんだ。








血が結構出てたから
真斗に無理やりテントに連れていかされて








置かれているソファーに座らされた。








真斗はすぐに戻ってこいとだけ言い残して
走って行っちゃった。








さっきから
後ろ姿しか見えない
保健室の先生は








まだ一度も話したことのない先生だ、








『あ、ありました!








もう、校長先生ったら…








こんなところにまで
イタズラしなくてもいいのに。』








恐らく校長が棚の中をぐちゃぐちゃにしたのだろう。







パッと振り返った
その人に








俺は目を奪われた。








『ごめんなさいね…








うわっ、痛そう……








どのくらい痛みますか?』








可愛いし、なんか綺麗…








色に表すと白って感じの
純粋で健気そうな
その女性に








俺は一目惚れをした。








『あの……』








その人の困った顔を見て
ハッとする。







「あっ、








だ、大丈夫ですっ!!








そんなに、痛まないっていうか…








もう治ったかも…」








『えっ………??








治っ……








てはないと思いますけど…








とりあえず、
消毒しますね?』







/ 449ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp