第13章 音也×保健室の先生
「犬でも何でもいいよ!!///
その……
もうちょっと…してくれない?」
ギュッと先生の手を握ると
『な、なぜ……///』
「ね?いいでしょ?
お願いします…!!!」
『///
ちょ、ちょっとだけですよ……』
なでなでと
俺の頭を撫でてくれる。
○○先生の手は
優しくて、気持ちいい…
はぁ…飼ってる犬になりたいとか…
どんだけ、
俺。
俯いて俺の頭を撫でてくれる先生の顔は
少しずつ赤くなってきている。
「先せ…
ガラッ
「□□先生!!
職員会議があるみたいです。」
俺が話しかけようとした瞬間、
日向先生が入ってきて
邪魔をする。
○○先生も
さっと手を隠して
目を泳がせながら
『は、ぃっ!!//今行きます!!』
と返事をして
一緒に出ていってしまった。
むーーっ!!
日向先生めっ!!
そのあと、
廊下で
「大丈夫ですか?
顔、赤いですけど…」
『え…~?;;;
そ、そうですかね…
日向先生が格好よくて、
照れちゃったかな~?;;//
なんて…;;;//』
「な、なんですか、それは!!///」
『じょ、冗談ですよっ;;///
いや、格好いいのは本当ですけど…;;;』
「何をフォローしてるんですか…;;
悲しくなるのですが…;;」
『ええっ!?!?;;
ご、ごめんなさ…そんなつもりじゃ;;』
「ははっ、冗談です。」
『え…?
も、もうっ、
からかわないで下さいっ;;』
なんて会話をする
二人の背中を見送って
教室へ帰った。