第3章 自炊担当してます。
次の日の部活…。
なんかすごいことが起こった…。
武田「紹介します!今日からコーチをお願いする、鵜飼君です!」
鵜飼「音駒との試合までだからな」
鵜飼…?てか坂ノ下の兄ちゃんじゃない…?しかも音駒戦まで?
武田「彼は君達の先輩であの鵜飼監督のお孫さんです!」
え!?あの鵜飼監督の!?孫!?
鵜飼「時間無えんだ、さっさとやるぞ!お前らがどんな感じか見てぇから6時半から試合な!相手はもう呼んである!」
澤村「えっ相手!?」
鵜飼「烏野町内会チームだ」
…おじさんかな?
「「うぃーす、なつかしいな~」」
「「よろしくお願いします!!」」
…あれ?烏の町内会チームさん、あんまりおじさんじゃない?むしろお兄さん…?
月島「町内会って言うからもっとオッさんかと…」
山口「俺もー」
…やっぱり思ったよね。
?「おっ最近はマネが二人もいんの!?すごいな!」
『あ…えと、斎藤瑠璃です…よろしくお願いします!』
潔子「清水潔子です、お願いします」
嶋田「お~お~、女子高生か~!!俺は嶋田マートの嶋田って言います。よろしくな」
『嶋田マートさん!?私お世話になってるんですよ!!』
嶋田「そうなのか!いつも御贔屓にありがとうございます」
鵜飼「そんな堅苦しいことやってないでそろそろ試合始めるぞ!!」
嶋田「は~い、じゃあ潔子ちゃんに瑠璃ちゃん、よろしくね!」
『はい!』
…まさかあの嶋田マートの嶋田さんだとは。爽やかなお兄さんだ…すごい…!
菅原「瑠璃~、スコア頼むな~」
『菅原さんも爽やかですよ!』
菅原「…は?」
本当、今日はあの鵜飼監督のお孫さんが音駒戦までだけど、コーチになってくれるって決まったし、あの嶋田マートの爽やかな嶋田さんにも出会えたし!
こんなすごいことが起きたんだけど、もっともっともっとすごくて喜ばしくて、バラバラだった烏野がやっと一つになれた日でもある…。