第2章 幼馴染してます。
縁下「日向!もうモップはいいから帰んな!なっ?」
山口「アレ見てツッキー!立ったまま寝てる!」
月島「スゲー(笑)」
『ほら茶化さないの!みんな今日お疲れだろうから早くモップ終わらせて帰ろ!』
田中「俺はもうちょっと青城に勝ったっていう余韻に浸りたい!」
『家で浸れ!』
日向君フラッフラだし早く帰ろ!?
影山「日向!ダッシュでモップがけだ!!」
日向「うぉ~!!!ハラ減った~!!!」
『いつ起きたの…?』
縁下「…俺も分からない」
日向君の元気は何処から来てるの…?本当に。
澤村「よ~っし!だいたいモップ終わったら片付けて帰るぞ~」
日向「うす!!」
や~っと帰れる…今日一日長かったな~…。学校の授業受けてからバスで日向君リバースしたり。濃い一日だった…。
山口「このまっ二つのモップ、危ないから捨てちゃっていいですかーあ?」
菅原「!いいんだ!それは!…直せばまた使えるだろ…」
あのモップ…旭さんとノヤッさんが喧嘩した時の…。
『大地さん、やっぱり菅原さんまだ責任感じてるんですかね…?』
澤村「…口に出しては言わないけど、感じてるだろうな」
『…チームのためにもですけど、菅原さんのためにもあの二人に早く帰って来てほしいです』
澤村「そうだな…でも、帰ってくる来ないは旭の本人次第だからな…」
ノヤッさんも旭さんがいないと帰って来ないって言ってたし…早く前の烏野に戻って欲しいな…。
澤村「瑠璃までそんなしんみりした顔するな!田中や日向が心配してくるぞ?」
『あ、それは大いに避けたいですね』
田中と日向に心配されるのはちょっと…面倒臭そうというか…心配してくれるのは嬉しいけど。
日向「瑠璃さん悩み事ですか!?」
田中「優男のことか!?やっぱり青城に行った方がよかったとか…!?」
『なんでそうなるの!?烏野に来てよかったってさっき言ったじゃん!!』
田中「瑠璃…!お前って奴は…!」
『ティッシュ今持ってないから!!』
なんで同じ光景を繰り返さないといけないの…。