第1章 マネさんしてます。
影山日向「おつかれっした!!」
田中「お疲れ〜!」
菅原「授業中寝るなよ〜」
影山日向「は……はい!」
これは寝るな、確実に。
菅原「田中も寝るなよ〜」
田中「も、もちろん寝ませんよ!?」
『…絶対寝るでしょ』
田中「俺は寝ない!!」
変に意地はってるけど…絶対寝るよ、田中だもん。
菅原「そろそろ部室行くぞ、本当に大地来ちゃうから」
『あれ、部室戻るんですか?』
田中「俺が毎日毎日朝練一番乗りしてると思うか?」
『思わない…というか毎日…?毎日こんな朝早くから…?』
菅原「そ。日向達が部活禁止になってから毎日、田中先輩が付き添ってやってんだよな〜」
『え、すごい。それは尊敬する』
あの遅刻気味な田中が毎日こんな朝早くから付き添ってるだなんて…。
田中「そ、尊敬だなんて…!それを言うならスガさんもだからな!!」
『え!菅原さんも毎日!?すごい!!優しい!!』
菅原「ありがとなー」
田中「待て。なんでそんなに反応違うんだよ」
なんでって、そりゃ菅原さんだもの!
菅原「ほらもー。早く行くぞー」
田中「うっす!」
とりあえず、日向君も影山君もやる気満々だったし、土曜日本当に楽しみ!!