第1章 マネさんしてます。
なんとか両親のイチャイチャから逃げてこれた…。
なので今は自分の部屋の机に向かってます。
『さぁ宿題しましょっかね〜』
机に向かったはいいけどなんか集中力が…。
『土曜日の試合が気になる…』
今気になっても仕方がないけど…ツッキーと山口君すごい背高かったし…影山君も高いけど…日向君は言っちゃ悪いけど小さいし…。ツッキーのチームと比べたら弱いんじゃ…いや、でも影山君すごい上手いって聞いたし…。
『んふ……楽しみ……』
母「何一人で笑ってんの?本当に大丈夫なの?」
『ちょ、ノックぐらいしてよ!?』
母「したわよ〜?」
……不覚。ノックの音も聞こえないぐらい考え込んでたなんて…しかも母さんに不審がられるし。
母「勉強のしすぎだって〜うわっまた勉強してる〜」
『宿題だからしなきゃいけないの!!』
母「はいはーい。洗濯物ここに置いとくからね〜」
そう言うと、ベッドの上に洗濯物を置いて母さんはやっと部屋から出て行った。
『あーもう、はやく宿題終わらせて寝よっと…』
やっと宿題に取り掛かるとこれまたいつもより簡単で。
『終わっちゃったよ…まだ10時かぁ……』
予想以上に早く宿題が終わってしまったので、どうしようかと考えていたら良いことを思いついた。
『朝練!明日朝練行こっと!!』
マネは朝練に行かなくてもいいからいつもは行ってないけど、早く寝れるし明日は行ってみよっかな!
『ということでお風呂入って寝る!!よし!!』
思い立ったらすぐ行動。お風呂に直行して、ベッドへ……。