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ハイキュー!!烏野バレー部のマネしてます。

第1章 マネさんしてます。




『菅原さーん!』


菅原「うん?あっ瑠璃じゃん!昼休みに会うなんて珍しいな!」


『ですよね!自販機に飲み物買いに来たら菅原さん居てびっくりしました!』


日向「あ、あ、あ!」


『あっあっあっ……!』


菅原「なんなのお前ら」


なんなのって言われても……。日向君は背が低いからって怖くないって言ってもですね。


『菅原さんと違って私、コミュ障なんです』


日向「あ、えお!えと!!」


菅原「すごい噛み方したな今」


『……突っ込まないであげてください』


日向「ば、バレー部のマネージャーさんですよね!?お、おはざーす……!!」


『お、おはよ…』


菅原「も〜日向〜、瑠璃なんかに緊張しなくてもいいんだぞ〜」


『え、待って、ひどくないですかそれ?』


菅原「瑠璃さんは、優しい優しい先輩だから緊張する必要なし!」


『……本当に思ってます?それ』


菅原さん、いつもは優しいんだけど……こう、辛辣な時多いんだよね。


日向「や、優しい先輩…!お、おれ日向翔洋って言います!一年です!」


『あ、私は斎藤瑠璃です…!二年生でマネージャーしてます…!よ、よろしくお願いします…!』


菅原「何で緊張うつってんの」


『い、いや、だって……』


日向「お、おれ!エースになります!!」


え、エース……?いきなり……?


『あ、うん!が、頑張れ!』


菅原「さ、そのエースになるためにも練習するべー!」


日向「しゃス!!」


……まぁ、目標があることは良いことだよね!


菅原「そういえば瑠璃、飲み物買いに来たんだろ?買ってないじゃん」


『あ……忘れてた……』


菅原「奢ってやろーか?」


『え!?そ、そんないいですよ!!』


菅原「日向も奢ってやるぞー」


日向「おれもいいんですか!?」


菅原「おう!飲み物ぐらい奢ってやるって!」


『で、でも』


私があの時、ピッと適当に買っておけば…。


菅原「先輩に甘えられるのは今の内だぞ」


……今の内。そっか、菅原さんもいつかは引退して卒業……か……。


菅原「そんなシンミリした顔すんな!ほら!自販機行くぞー!」


『ありがとうございます!』


日向「あざっす!!」


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