第4章 音駒バレー部のファンしてます。
そして、次の日も誰も怪我無く無事練習が終わり、音駒戦のスタメンも鵜飼さんから発表があった。
そして、今日はその音駒戦の前日。
潔子「先生」
武田「おっ?あっできた!?」
潔子「はい、クリーニングとか直しとか終わりました。ユニフォーム」
そう、烏野のユニフォームが!届きました!
『一年生にもユニフォームが…!』
潔子「ね。つい最近まで二年と三年生だけだったのに…なんか早いね」
潔子さんの言う通り、数ヶ月前まで二年生と三年生で試合とかしてたのに…本当、早いなぁ…。
武田「それじゃ、お昼休憩の時にみんなに渡しておくね!」
潔子「はい」
そういうことで、潔子さんと私はお昼ご飯作りへ!…なんかこの合宿でご飯しか作ってない気がする…。
『ご飯作りも明日でやっと終わりますね…』
潔子「本当だね…さすがにちょっと飽きが出てくるね…」
まぁ、明日って言っても今回のお昼と夜と、明日の朝と…。まだまだ作らないといけないんだけども。
潔子「よし、あとは盛り付けだけだね。ちょっと遅れちゃったから速く盛り付けないと…」
『今年は食欲の鬼がいるんで待たせるわけにはいかないですもんね…』
日向「いただきまーす!!」
影山「俺が一番だ…!!」
澤村「走るな!!それに飯はみんな揃ってから!!」
……このやりとりも何回目だよ、というかまだ盛り付けしてないって…!!
月島「瑠璃さん、少なめでお願いします」
山口「お、俺も…!」
西谷「だからちゃんと食えって言ってるだろ!?」
……まったく、騒がしい。
菅原「清水、ユニフォームの直しありがとな!」
潔子「今回は瑠璃ちゃんがやってくれたから」
菅原「そっか!ありがとな瑠璃!」
『わ、私は何も…!』
潔子「今年は瑠璃ちゃんがほとんどやってくれたでしょ?ありがとね」
『き、潔子さんまで…っ』
潔子さんからもお礼を言っていただけるなんて…!
日向「瑠璃さん!ありがとうございました!俺、小さなエースと同じ背番号なんですよ!」
『そうなんだ!よかったね!』
そっかそっか!憧れの人と同じ背番号…!翔ちゃんおめでとう…!
日向「大切に着ます!」
影山「当たり前だボゲェ!」