第4章 音駒バレー部のファンしてます。
澤村「瑠璃、何飲みたいんだ?」
『え、あぁ、お茶を買おうと思いまして…あと潔子さんと先生の分も買っておこうかな〜って!』
本当だったら、夜ご飯の準備してるはずなんだけど、もうすぐで出来上がるし休憩してきなって潔子さんと先生に言ってもらったからお言葉に甘えてお茶を買いに来ました。潔子さんと先生も喉乾いてるだろうし…!
澤村「そっかそっか、じゃあ俺に任せろ」
『え?』
すると、大地さんはジャージのポケットからお財布を出して…
『ちょ!?だ、大丈夫ですから!!自分で買いますから!!』
澤村「まぁまぁ、甘えとけって」
『いやでも!!』
いつも肉まんとか奢ってもらってるのに…!!いつも甘えさせてもらってますから…!!
東峰「まぁまぁ、甘えときなって!大地、俺もお金出させてよ」
澤村「良いとこ取りするつもりか」
東峰「!?そんな風に思ってないんだけど!?」
『というか!自分で買いますから!!』
澤村「瑠璃は黙っとけ」
えええ……大地さんなんか怖いんだけど…。
そして、結局大地さんと旭さんにお茶やらジュースやらを奢ってもらいました…。「先生と清水に好きなの選んでもらってくれ」って言われて貰ったんだけど…一人2本もだなんて…申し訳ない…。
『ただいま戻りました〜』
武田「おかえり〜って…どうしたのそんなに!」
笑顔で出迎えてくれる先生の視線の先は…もちろん私の腕の中にあるたくさんのジュース達。
『大地さんと旭さんが…先生と潔子さんと私で分けてくれって…奢ってもらってしまいました…』
武田「ありゃりゃ…僕にまで…今度澤村君と東峰君にお礼しなきゃ…!清水さん!ありがたくいただきましょう!」
と言うことで、三人でありがたく分け合いました。私も何かお礼しなきゃ…!
月島「どっから来んのその食欲…」
夜ご飯、翔ちゃんと飛雄ちゃんのがっつきように若干引き目なツッキー。いや、たしかに『いっぱい食べてね!』なんて言ってるけどこんなに食べてくれるとは…。
日向「山口食わねーの!?もらっていい!?」
西谷「コラ!ちゃんと山口に食わせろ!!」
本当、よく食べるわ…。