第3章 自炊担当してます。
西谷「スガさん強ぇ~!」
菅原「だべ~?」
西谷「そんで旭さんの弱さ!」
東峰「…眠かったんだよ」
澤村「いつも眠いってことか?」
旭「なんで俺には厳しいの!?」
澤村「それじゃ、歯磨きして寝るぞ~」
西谷「ハイ!」
東峰「見事な無視…」
それでこそ旭さんだと思います。
トランプ始めようとしたらツッキーと忠君がお風呂から帰ってきたから、忠君とあからさまに嫌がるツッキーも強制参加させられて…まぁ見事に旭さんの全敗で終わり。本当にそれでこそ旭さんです。
『…寝相悪かったらごめんね?』
月島「なるべく蹴らないでくださいね」
影山「大丈夫ッス」
こ、これは飛雄ちゃん寄りに寝た方がいい?と思いながら布団に横になって…
澤村「それじゃ電気消すぞ~」
「「おやすみなさ~い」」
と、就寝しました。
はい、私はすぐに寝ました。電気消えてすぐってぐらいすぐ寝ました。
そして今。
『っ!?』
誰かの…いや、飛雄ちゃんの腕が顔に当たって痛くて起床。
『!?』
飛雄ちゃん…寝相悪いね!?こっちに寄りすぎじゃない!?布団乱入されてない!?ツッキー明日から大丈夫かな!?
…どうしよう。このままこの場所にいたら飛雄ちゃんとごっつんこしそうだわ…。押しつぶされそうな気がする。でもツッキーの方に寄って蹴っちゃったら…ツッキーに悪いし…。
…あれ、なんかトイレ行きたくなってきた。……え、トイレ!?嫌だよ!!一人でトイレ行くなんてここで寝てる意味ないじゃん…!?
どうしよ…でもトイレ…って、思えばなんか部屋、携帯の光点ってる?誰か起きてる?見てみよっと…
飛雄ちゃんとツッキーを起こさないようにゆっくり起き上って…
『……菅原さん?』
あの、あの髪は間違いなく菅原さん…
菅原「あ、起こしちゃった?ごめんな」
『何してるんですか?こんな夜遅くまで…』
あくまでコソコソと静かに喋ってるけど、誰か起きちゃうかな…
菅原「ちょっと試合のときの作戦を…って思って。瑠璃はトイレか?」
『……いや、その』
どうせ弄られるんだよ…菅原さんのことだからね!幽霊がどうのこうのって!!
菅原「ちょうどいいや、俺も行く」
『え?』