第8章 eoheoh×あろまほっと
さっきのこともあって、沈黙が続いてた…。
でも先に口を開いたのはえおえおだった。
えお「…さっきはごめん、あの場だとああ言った方がすぐ引いてくれるだろうって…もう俺に気持ちはねぇから……っ!」
俺はこいつの胸ぐらを掴んで、顔をうずめた。
えお「…あ…ろま……?」
あろ「うるせぇ、それ以上喋るとぶっ殺すぞ」
えお「……」
自分でも、何してるか意味分かんねぇ。
ただこいつに、もう気持ちが無いって聞いて、すげぇ腹が立った。俺はまだこんな思い悩んでんのに、さっき女にあんなこと言っておいてお前だけなにも考えてないなんて許さねぇ…。
あろ「好きじゃねぇ…お前なんか…好きなわけねぇ…」
顔がどんどん、熱くなっていくのが分かる。
えお「…殺されてもいいから、訂正していいか?」
あろ「…なんだよ」
えお「俺やっぱり………お前のことが好きだ」
あろ「!!!」
えお「…振られても諦めらんなかった、今だってどうにかしちまいたい」
なんだよ……ずりぃよ……このタイミングで……。
あろ「もういい…」
えお「…え」
あろ「もう…お前の好きにしろよ…」
えお「!」
この時の俺は多分、相当顔が赤かったと思う。