第4章 モブ×コジマ店員 セピア×コジマ店員
コジ「セピアさん、お湯ありがとうございます…」
セピ「あぁ、服はまだだからこれ着といて」
コジ「!…っ」
セピ「!」
コジマさん…俺にも怯えてる…?
服渡そうとしたら身を縮込めて、目を逸らされた。
コジ「…あ、ありがとうございます」
それに、身体……痣っぽいのがいくつか見える。
セピ「コジマさん……っ」
思わず抱き締めたけど、震えの止まってないコジマさん。
コジ「!!!…や、セピアさん…離してくださ…」
セピ「ごめん!!!!」
コジ「!」
セピ「本当に…ごめん……っ」
コジ「せ、セピアさん…?」
セピ「怖かったよな…痛かったよな…苦しかったよな……っ」
コジマさんがそんな思いしてたってことにも、そんな時俺は何も出来なかったことにも、どっちにも涙が出た。
セピ「うっ……ごめんね…」
コジ「……」
セピ「!」
コジマさんはゆっくり俺を抱きしめ返した。
コジ「一番最初にセピアさん見て…安心しました…ありがとうございます」
セピ「…っコジマさん」
俺はコジマさんを強く強く抱き締めた。