第4章 モブ×コジマ店員 セピア×コジマ店員
セピ「はい、下の公園の公衆トイレらしいです…怪我は…多少叩かれたみたいな跡がありますね…はい」
警察に電話してる間、コジマさんにはシャワーを浴びてもらってる。ついでに湯船も張っといた。服も洗濯中。あとお風呂上がったらあったかいお茶でも出す予定。
外傷はって聞かれて、たぶん一番はお尻なんだろうなって電話しながら思った。でもきっとそれ以上に心の方が心配。確かに割と前向きな人ではあるけど。
セピ「ちっ……」
めっちゃ腹立つ。手ぇ出した奴マジで殺す。でも今一番殴りたいのは俺の顔面だ。
セピ「いってぇ……」
だからちゃんと殴っといた。割と本気で。
守れなかった。好きなのに。初めても、俺にできなかった。俺だったらもっと優しくできたのに。