第4章 モブ×コジマ店員 セピア×コジマ店員
セピ「なんで出ないかな…」
今日に限ってすごい心配なんだけど。だから電話してみてんだけど、全然連絡つかないし。電車で寝ちゃってんじゃないの。
ピーンポーン…
セピ「…?」
誰かな、こんな時間に。てかこっちはそれどころじゃないんですけど。好きな人の安否がかかってんの!
ピーンポーン…
あんまり鳴らすもんだから、止む負えず覗き穴で確認することにした。
セピ「……!!」
それを確認した瞬間に俺は戸を素早く開けた。
セピ「コジマさん!?」
コジ「うっ…セピ、ア…さん……ぐす」
セピ「どうしたの!?なんで泣いてんの!?」
見れば服はよれよれだし、目は真っ赤になるくらい泣いてるし、鼻も垂らしてるし…ここまでのコジマさん見たことない。