第12章 towaco×フジ
フジ「あぁんっ////」
towa「!?!?;」
その瞬間ビクビクと跳ねて、普段ベッドで出す様な声を上げるフジくん。
towa「なんちゅう声出してんねん自分!」
フジ「…はぁっ、とわ…ぽ」
towa「…な、なんやねん」
よく見れば額には汗が滲んでるし、顔も赤くて息も荒くなっとる。
towa「熱でもあるんか?」
そう思ってデコに手をやろうとしたら、椅子から転げ落ちそうになったので咄嗟に抱きとめる。
towa「ちょっ大丈夫か!?;」
これは救急車を呼ばんといけない感じやな…。
と思いジーンズの右ポケットに入れていたスマホに手を掛けた時、フジくんから思いも寄らない一言が飛び出してきた。
フジ「…と、わ…ぽん」
towa「ん?どないした?」
そして俺の耳元にのそのそと近付いて来たかと思えば…
フジ「…エッチしたい」
towa「は?」
びっくりしすぎて、何を言われたのか最初は理解できひんかった。