第12章 towaco×フジ
今日は企画で、フジくんのいるわくわくバンドと俺の入っている音速兄貴の生放送があった。
そんで何事も無く放送を終えて、帰り支度しよう思って荷物の置いてある控え室に行くとフジくんが腰掛けていた。
towa「フジくん、この後どうすんの?俺明後日までこっち居る予定やけど」
俺はまだ、自分の出身地である大阪に住んでいる。つまり俺とフジくんは遠距離恋愛をしてることになる。まあそろそろこっち出てきてもええかなって考えてはおるけど。
フジ「……」
towa「?」
返事が無い…寝とんのか?
towa「…フジくん?」
起こそう思って、身体を揺さぶろうと肩に手を置いた。