ハン×ハン《 刻まれる時の中の...》~恋愛物語~
第2章 シケン×ノ×ジュケンシャ
キルアのスケボーの下り方がかっこよかった...!!!
「ゴンもキルアも才能に問題なし...あとは時間の流れの問題か...ブツブツ」
「トヒロ...?どうかした?」
(なんか、怪しい呪文唱えてるみたい...!!)
「なんでもねぇよ。あいつら、いいやつらだな」
トヒロは前のゴンとキルアを指差して言った
「うん!」
初めて会った私にも普通に接してくれたし、キルアだって表情は怒ってるようでも、目は優しいもんね!
(目は口ほどにものを言う、ってね!)
目は感情を写し出す鏡みたいだから、綺麗で好きなんだ...
「お!ルイ、階段にはいるぞ?体力持つか...?」
「毎日努力という名の日々を積み重ねてきた私が、こんなところでへばるとでも?」
「いや。全く思ってない(にやっ)」
ゴンとキルアとトヒロは大丈夫
あとはクラピカとレオリオ...
他人の事を気にかける必要なんてないかもしれないけれど、せっかく仲良くなれたんだもん
一緒にハンターになりたいよ...!!!
「クラピカたちは後ろだよね!ちょっと下がってくる!」
「あ、おい!二人は先いってるぞ?」
「え?」
よくよく思い返してみよう...
(そういえば、レオリオが止まって、ゴンが鞄拾って、レオリオが猛ダッシュしてったような...?)
「あ、じゃあ大丈夫...?でも心配だから急いで見に行ってこよう!」
「わーったよ。お前はほんと、誰にでも優しいんだから(ふっ)」
「何故に鼻で笑う...?」
「お前に対してじゃない。俺に対してだ」
「?」
ま、変なトヒロはおいて行こ★
私は段々と加速をしていく
「あ、おい!俺はこの頃走ってなくて、筋肉痛になるかもだから、あまり速く走りたくないんだが...」
「別に無理しなくていいよ!私一人でいってくるから!」
おーい、となんか言ってるトヒロを置いて、私はクラピカたちのもとへそっと加速していった