第1章 年下のセフレ
「その俺のって、どんなの?」
「あ、熱くて、……大きい」
「それだけ?」
「……太、くて、か、かたいの……」
クロの喉がぐっと鳴った。
「先輩、寸止めされすぎて、もう頭トリップしてない?」
「だ、だってぇ……」
「ったく、こんなにたらたら垂らしまくって、ホント、先輩ってインラン……」
抱き寄せられ、右足の膝の裏に腕を入れられ、片足だけ上げられる。
「ほら、先輩が欲しかったもの」
「ひっ、あああっ……んんっ……」
クロのいきり勃ったモノに、ぐっと突き上げられた。
「あっ、あ……」
恐い。
大きくて、怖い。
無意識に腰が逃げそうになる。
「おい、逃げんな……」
クロの手が、私の腰を強く掴む。
「だっ、…て、ぁあんっ……」
穿つように出し入れされて、気持ちよさに電気が走ったようにアソコが痺れた。
「キッつ……、ちょっと、そんな締めつけんなっ…って」
「……し、…ない、そんなのっ……ぁ……深っ……」
ドクンと、私の中のクロがもっと大きく張り出したのがわかった。
「あん、あっ、あぁ……」
深く突き上げられて、無意識に腰を揺らす。
グチュグチュグチュ……
結合部分が擦れて、卑猥な水音が止まらない。
突き上げられながら、クロの腹にアソコの尖りを擦りつける。
「すげぇ……すげぇヤラシイ、先輩」
「んんっ、ん、……ぁ……」
「気持ちいいんだ?」
コクコクと頷く。
「俺にクリ擦りつけて、マジ超ヤラシイ……ホント、セックス好きだよな……」
「ちが…っ……んっ」
「違わねぇよ……こんな感じるカラダしてて、自分から腰振って、電車の中であんなに濡らしまくって、最高のセフレだって……」
がばっと抱き上げられ、下半身が繋がったままベッドに押し倒される。
そのまま激しく腰を打ち付けられて、気持ちよさに意識が飛びそうになる。
「ああ、あ、あ、あっ、……ぁっ…」
「……ヤバイ、すげぇ先輩の中、うねって超熱い……てか、マジもってかれる……」
クロの息が荒くなる。
クロに少しでも近づきたくて、のろのろと腕をクロの肩に巻きつける。
セフレ。
そう、クロとはセフレの関係。
もう1年以上、セックスだけの関係が続いてる。
こんなに近くにいるのに……
なんで、こんなに気持ちは遠いんだろう……