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レッテル 2

第20章 債務者と書いてカモと読む


――学校…さぼっちゃった。

街をブラブラと歩くあたし。
いくあてもなくただ歩いているだけ。

「ねぇねぇ――」

声をかけられたりしたが、誰かと話す気力なんてない。



また彼と喧嘩した。



理由はいつも下らないこと。
大人の人から見たら

"そんなことでいちいち喧嘩してどうすんの?"

って言われるような内容。
自分でも自覚している。

でも、こんなに喧嘩する相手とこの先一緒にいれるのだろうか?

答えは分からない。

だけど、心の中の何かが欠けてしまったようだ。


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