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レッテル 2

第19章 君、金と薬に溺れていくことなかれ


「……そうか。」

亜久里はそう言うと写真から目を反らした。
それ以上彼から家族の事を聞くことはない。
余計な過去まで思い出してしまいそうだから。

「……んなことよりも、何かしませんか!?ゲームとか。」

さっきとはうって変わって、笑顔で最新テレビゲームの電源を入れた棗。

「……したことねーよ。」

「えー、俺が教えますから。」

「お…おいっ。」

半ば強引に誘われる亜久里。
結局するはめになった。


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