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レッテル 2

第19章 君、金と薬に溺れていくことなかれ



「これ飲め。」

「……何?」

「鎮痛剤。」

そう言って手渡す薬。

「………。」

は無言で口に放る。
そして渡された水で、胃に流した。

「……ありがとう。」

「…あぁ。」


何か見返りを求めていた訳じゃない。

ただ、ラクになって欲しかった。

例え一時的なものだとしても。



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