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レッテル 2
第19章 君、金と薬に溺れていくことなかれ
風呂場から出た彼女は、今度はソファーでぐったりとしていた。
ここでようやく悟った。
――あぁ、女の日か。
と。
あの痛がりようも納得出来る。
もしかしたら、激しいのかもしれない。
そう思い、救急箱を開ける。
"鎮痛剤"
そう書かれているものを見つけた。
よく見れば、"生理痛"と書かれている。
これだと思い、一回分の用量を手に取り、水を入れたコップと共に彼女の元へ向かう。
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