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レッテル 2

第18章 自己流“彼女の扱い方”


やっぱり彼女の作る弁当は綺麗だ。
色合いもいい。
いいけども、やっぱりいた。
ご飯の海に沈みつつある真っ赤なモノ。
梅干が。

因みに清治の弁当にはない。

嫌がらせはまだ続いているのだろうか?

「フェイアチャ…モフモフ。」

「だから、いつも食いながら喋んなって言ってんだろうがッ!!」

パンを頬張りながら喋る翔に、ハルが怒鳴る。

「ゴクンッ。」

「だから噛めよ!!」

怒鳴る俺。
毎度毎度同じような台詞にうんざりする。


コイツは絶対に勉強するべきだ。


と、あまりの学習能力の低さにうんざりした。
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