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レッテル 2

第18章 自己流“彼女の扱い方”


「なにしてんの?」

訝しげに清治が俺を見ている。

「いや、勉強しようかと思って…。」

「ぇえッ!?」

驚いたように一般生徒が俺を見ている。
先公にいたっては、目を何度も擦っていた。


幻じゃねーよ。


なんだかイライラしてきた。

「なにお前、勉強なんかすんの?」

そう言って振り向いたキヨの手にはバイクの雑誌が。


教科書じゃねーのかよ。


机の上に置いていた教科書を、机の中に放った。

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