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レッテル 2

第17章 逆々襲



「……。」

後ろから聞こえて来る控えめな声。
誠也君だ。
気まずそうに此方を見ている。

下駄箱から飛び出した頭をガシガシと掻く彼。

恥ずかしい気持ちを隠す彼の癖だ。

「帰ろ。」

そんな彼に笑いかけるあたし。

「……おぅ。」

彼も小さく笑った。




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