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レッテル 2

第16章 外れる鎖



「ねぇ、姉御。あいつ、アンタの足見てにやけてる。マジ気持ちわりぃんだけど。」

またまた増えた。
今度は銀髪の少年だ。
少年の言葉に、橋田は顔を歪ました。

「なんジャと?」

善司の目が橋田に向いた。

「あいつは昔からあぁだ。人の弱味に漬け込み、女に手を出すクズだ。早く来い。」

宗次郎もジッと橋田を見て、手招きしている。
二人の後ろから見える不気味なオーラ。
どんどん橋田へ迫ってくる。


もう、彼に逃げる術などなかった。


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