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レッテル 2

第15章 疑いと手枷


「クラクション鳴らせ!!」

彼はそう叫ぶと窓をゆっくりと開けた。

「おどりゃあ、なにトロトロ走り腐っとんジャ!!いてこますぞ!!」

窓から車外に顔と手を出しドスの効いた声で叫ぶ。
すると、それに気付いたのか、前の車のスピードが一気に上がった。
というより、逃げているように見える。

「……たく。」

善司はそう言うと、窓を閉めた。



車のスピードは普通に戻り快適に進んでいく。
岩中宅に着くのにさほど時間はかからなかった

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