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レッテル 2
第15章 疑いと手枷
「あんさぁ……色々世話してもらってるからさ、1つ忠告しとく。」
真剣な顔で言葉を吐き出す清治。
「なんだよ?」
つられて俺も真剣になる。
「進藤の取り巻きが来たってことは、秋本さん……アンタヤバイよ。」
「だからなにが?」
「進藤は汚い手使ってくんだよ。目的を果たすためならどんなことでもする。」
「それで?」
「そろそろ来るかもね。」
ピンポーン――
清治が言ったと同時になるチャイム。
あまりにもタイミング良すぎて嫌な予感がした。
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