• テキストサイズ

レッテル 2

第12章 真の家族


「大好きなんだ俺。兄貴と姉御が笑っているところを見ると、幸せな気持ちになれる。」

「勇人君……。」

「だからさ、兄貴と別れるなんて絶対に言わんで!!」

バンッ――

勇人君が勢いよく立ち上がった。
目が真剣だ。

「……大丈夫だよ、別れないから。。」

そう言って口許を緩ませた。




うまく笑えているだろうか。
自信がない。
だけどこれ以上心配させたくない。


そう思った。





/ 542ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp