• テキストサイズ

レッテル 2

第12章 真の家族



それより、腹へった。

先程から、お腹が悲鳴をあげている。
しかし、食うにしろなんにしろこいつがいると厄介だ。

「女紹介してやるから帰れ。」

とりあえず、嘘をついて追い返してみる。

「女?女なら風俗行けば腐るほどいるわッ!!」

立ち止まってハッキリと言ったオッサン。

「アンタ、それで虚しくねえんか?」

ある意味同情する。

「うっさいんじゃ!!人の紹介ほど信用出来んわ!!どうせブス女(アマ)紹介するんじゃろ!?」

あー、それよく聞く話だな。

可愛い女紹介してっつったら、ブスだったって話。
特に女は自分より不細工な奴を"かわいい"って言って紹介すんだよな。(翔がその被害を受けている)

…て、どうでもいいッ!!早く帰りてぇんだよ、俺は!!

なんで、目の前に家あんのに帰れねぇんだよ!!

そんなバカな話があってたまるか!!





/ 542ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp