• テキストサイズ

レッテル 2

第9章 女子高生ハンター



「。」

6月に入り、橘は初めて彼女に話しかけた。

「なんですか、先生?」

振り向く彼女。
"先生"という言葉に胸を踊らせる。

「夏服は可愛くていいね。」

半袖のカッターシャツから透けて見える下着に股間センサーが反応する。

"黒"

ゴクリ……

橘は生唾を飲んだ。

「え?」

は首を傾げて入る。

「ちょっと手伝って欲しいことがあるんだけど……いいかな?」

自分の最大の武器であるイケメン顔を存分に使い、の髪をしなやかに撫でる。
これで今までの女子高生は落ちた。
落ちないハズがない。

「いいですよ。」

しかし、彼女は笑っているだけ。
照れたようすもない。
さすが美女。
むしろ、その笑顔で此方が落ちた。

橘は頬を赤くした。



/ 542ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp