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レッテル 2

第6章 挨拶参り



「…で、何しに来たんだ、テメーは?」

「あ?…忘れてた。テメェ、俺の仲間に手だしやがったな?」

「いつ?」

「今日の昼間。」

「フツーに考えて学校いんだろうがよ。バカかお前。」

「………そうだな。」

会話終了。

え?何これ?

この人達一体何しに来たの?

そう思いながら中村を見た。
目があってウインクされる。

うわぁ……

こんなこと言ったら悪いけど、

キモチワルイなぁ…

また、顔を引き攣らせた。

「わかったら帰れよ。ゴリラの群れがいたら通行の邪魔なんだよ。」

シッシッと彼が追い払うように言った。

流石にそれは可哀想だよ。

そう思うが、

「そうだな、帰るか。」

引き返す中村軍団。

え?認めちゃってるの?
ゴリラって認めちゃってるの?

訳の分からない人達だなぁと思いました。





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