第1章 幼馴染み。
「おい!ルフィーーー!!
て、なんだぁ?この集団は」
困り果てていたそのとき、
麦わらさんの名を呼び、
金髪の男が走ってきた。
「ロビンちゅあ~ん♡ナーミちゅあーん♡
と、…これはこれは、目を見るだけで美しい女性だ。」
ロビンさんたちを見つけると
しかめっつらから瞬間にめろりーんと顔がかわった。
そしてなぜか私に近づいてきた。
黒足のサンジ。
コックさん、だっけ。
「眼なんかでわかるわけないですよ?
おもしろいひとですね。」
麦わらさんが麦わらさんだからまだましに見える。
「そいつはいつか仲間にさせるやつだぞ!」
「なんだと!?
でかしたぞルフィ!」
「ちょっと!仲間にはなれませんってば!」
聞き分けのないひとたちだ。
「おい。残念だな。
こいつは俺達の連れだ。」
「え!?」
待て待て。
待ってよ、ローさん。
もしかして、私に気づいてるの?
それとも、ただの気まぐれ?