第6章 最高の家族。
「や、ヤキモチなんて!!
や、やかないこと、もな、ないけど…
で、でも、ローのこと、知りたいもん。」
どうしてこうも、俺の胸をかき乱す?
魔性の女に育つなんてな。
「はぁ…いっか教えてやる。」
そう言って俺はリアのでこに
キスを落とした。
ごまかしたように思えるが、
それは違う。
愛おしい。こんなにも。
そしてまた、次は口にキスをした。
俺だけのそばにいたらいい。
「俺のそばにいろよ。」
ワガママだろうがなんだろうが
お前のためにならなんだって聞いてやる。
だが、俺から離れることはゆるさねぇ。
「愛してる。」
そういえばお前は俺のそばで笑うんだ。
ローside〜fin。