第2章 肉食系男子
そんな行為が暫く続くとだんだん疲れが出て来た。
暑さでだらだらと汗をかいてしまい、髪の毛がペタンとなっていた。
「ちょっと、つかれた」
息切れしながら答えると私はその場にぱたっと座り込んだ。
「わっ、大丈夫?」
驚き気味に近寄ってくるマコトは心底心配そうだ。
屈んでこちらを見てくる。
「顔赤い、ちょっとまってて」
そんな言葉を最後に何処かへ走っていった彼は数分後、スポーツ飲料を手にしていた。
そのスポーツ飲料を開けて私に手渡される。
「ありがとう」
受け取って飲む。
喉が潤い、幸せな気分になった。
「じゃあそろそろご飯にしよっか。」
「うん」