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〇〇系男子

第2章 肉食系男子


「おはよ」

朝は低血圧で何もする気が起きない体をたたき起こし、準備に準備を重ねた私は若干不機嫌。

「おはよう!晴れてよかったー」

一人で騒ぐマコト。
「そうね」と言いながら早速シートを広げてくつろぐ。
するとマコトはこちらを向いて不思議そうな顔をしてこちらを向いた。

「うん?まだお昼じゃないよ?それともお腹すいたの?」
「いや、日向ぼっこをね、しようと思って」

まだご飯はいりません、と言いたくなったがそれを言っては面倒なことになる、と思いピクニックでするであろうことを答えた。


「え~、遊ぶんじゃないの!?」

逆に遊ぶという発想はありませんでした。
若干額に汗浮かびそうになりながら答える。

するといつから仕込んでいたのかボールやらが彼のバッグから出て来た。



子供みたいで可愛い
単純にそんな事を思いながら、自分でもまぁ楽しそうと思い、負けてしまった私はボールを掴んだ。

そしてフワッと投げた。
嬉しいことに風は殆どなくてよく飛ぶ。


「疲れたら言ってねー」
「分かった」

そんな会話を交わしながらキャッチボールも続ける。
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