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[R18] 黒執事 (裏短編)

第6章 軽男の本音 [ロナルド]






だから今、
嫌だと俺を拒絶する彼女を
無理やり犯している。







**








しばらくすると、







彼女が
顔を手で覆って泣き出した。







『ふっ、ぐすっ、








も…やめ…っ、







お願い…します…っ、








なんでも、します…からっ…』







涙を流す彼女を見て
冷静になる俺。






「っ…!!!」







でも、ごめんということが
言えなかった。







よくみると、
彼女のからだには
複数のキスマークと
アザがあった。






『うぅ…っ…』








もしかして、、







「ちゃ…っ、








これ、どうしたの…???」








キスマークを、指差すと、








『っ、







昨日…っ、
一人で帰ってたら、っ







知らない人達に、
お、襲われてっ…っ…』







泣きじゃくる彼女を
今度は優しく抱き締める。







一瞬ビクリと体を強ばらせたが、
彼女も俺を抱き締めながら
泣いていた。






俺は一人って、
ウィル先輩は?
と思った。







けど、彼女が泣き止むまでは
何も言えなかった。







ただ、強く優しく抱き締めていた。








**








そのあと、
二人でお互い、
本当のことを話し合った。







結局俺は
結構序盤から
彼女を傷つけていた。







はぁ、







情けない。







ウィル先輩と何もないことや
俺のことを凄く
好きでいてくれる気持ちは伝わった。







俺と付き合うことによって
他人から傷つけられることは
覚悟の上だと言っていた。







彼女には敵いそうもない。








俺は昨日犯されたという
記憶を塗り替え消去すべく、







再び、彼女を
優しく抱くことにした。








「絶対に、幸せにするから…。」








『は、はいっ!!////』








もう、泣かせたりしないから。








END








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