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[R18] 黒執事 (裏短編)

第5章 変貌 [劉]







**









数週間後、









「こんにちは。」









『いらっしゃいませ…!!』









お店に来てくれたお客様に
幼なじみの男の子の面影を
見いだしてしまった。









『な…なにかお探しですか?//』









絶対この人だ
私に会いに来てくれたんだ…。









「いや、









この辺で新しい花屋ができたと
評判だったもので









是非、私の主人に
と思いまして。」








ニコニコと笑う彼は
ドルイット子爵の使用人らしい。








『そ、そうなんですか!!









あの…ちなみに、
違ってたらその、
ごめんなさい、








もしかして、
〇〇に住んでいたこと…って…??』









「!!!!









ええ、ありますよ!!!!









そういえば、
貴女くらいの年頃の
友達…がいた…ような…」








『やっぱり!!!!









覚えてないです!?!?









です!!!!』









「お、覚えていますとも!!!!









さん!









いやぁ、懐かしいなぁ…」









それから昔の話を
たくさんした。








彼は忘れていることが
多かったけど、








結婚のことも
覚えていると言ってくれた。








それから
二人の関係は
急ピッチで進んでいき、









本当に結婚するという
ところまで
きてしまった。








**









「やぁ~、









今日も
百合をお願いしたい…。」








独特な雰囲気を
漂わせて
入ってきたのは









アンダーテイカーさん。









『はぁーい、
いつものですね!!!』









彼は毎日のように
百合の花を大量に買って下さる。








葬儀屋さんなんだとか。









「あれれ~?









なんだか、雰囲気
変わったねぇ~」








ニタニタと笑う
アンダーテイカーさんに









『えへへ、わかります~?』




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