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[R18] 黒執事 (裏短編)

第4章 飼い主[ウィリアム]







「!?!?!?!?」









そんなわけないのに、
インターホンに
期待をふくらます








けど、
映っていたのは









「宅急便でーす。」









宅配業者だった。









おそらくが頼んだ
荷物だろう。








「はい…」









荷物を受け取ってみると
差出人はで、









受取人は私になっていた。









「??」









中を開けてみると









[happy anniversary!!]
というメッセージカードと








新調したスーツが
入っていた。








「っ…!!!!」









中に手紙も入っていた。









読むと自分の愚かさを
思い知らされた。









私は荷物を置いて
彼女の元へ走った。








**









親愛なるご主人様へ









今日はウィルと付き合って
半年の記念日です。








プレゼントは喜んでくれた?









この日のために
いっぱいバイトして
お金貯めたよ♪








バイト先の人に良いお店
紹介してもらったり








たまに送ってもらったり
しちゃった








ごめんね、勝手して









働いてるとウィルの大変さも
分かってきたから、








料理も覚えたよ!!!!









まだ、ウィルみたいに
うまく作れないけど。








私が居ないときに
この手紙は読んでね








恥ずかしいから。









これからも、
こんな捨て猫をよろしくお願いします。









捨て猫 より









**









『えへへ……









あんな荷物送るんじゃ
なかったや…









ウィルのバァーカ!!!』









半年前のように
缶ビール片手に
ブランコを揺らす私。








なんて無様なの…









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