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[R18] 黒執事 (裏短編)

第4章 飼い主[ウィリアム]



『ウィル…









心の声、漏れてるよ…;;』









「……失礼。









わかりました。









それでは
貴女はそこで
大人しく座っていてください。」








『はーい!!♪』









**









『はぁー、おいしかった!!!!









ご馳走さま♪』









「ちゃんと水につけていますね。









偉いです。」









『えへへ、









これくらいは
できるよ~♪』







私の
頭を撫でてくれた後
真剣な表情になるウィル。









「それでは
本題にはいります。」









私も真剣になって
ソファーに正座する。








「私と、









正式にお付き合いして
くれませんか?」








『えっ!?!?!?









いいの!?!?!?!?//』









初めての告白に
舞い上がる気持ち。








「えぇ、








シてしまった以上、









あなたを
放り出すわけにも
いきませんし、








なにより、責任というものが
あります。








なので、
私に責任をとらせてください。」








何にせよ、
ウィルの元を離れなくて良くなって
本当に嬉かった。








私の答えは一つだった。








『はいっ…///』









こうして、
飼い主と捨て猫の
共同生活が始まった。







**









捨て猫は









ふらふらと
外に出ていっては
餌を食べに帰ってきた。








「いつも何処へ








行っているのですか?」









『えー…内緒だよ~♪』









「そうですか……」









長い間一緒にいる。









SEXだって、求められれば
絶対にシている。








彼女は本当に
私をパートナーだと
認めているのでしょうか。









今ならひぃくんとやら
の気持ちが分からなくもない。








彼女が考えていることが
よくわからない。









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