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[R18] 黒執事 (裏短編)

第3章 男と女[グレル]







『ふぇっ!?!?









だ、誰!?!?』









大人になって三人目の
男の人が
自分のベッドで
自分にまたがっているんだもの








驚かないわけがない。








普段は肉食動物のように
女を襲っている彼も








本命の彼女には
たじたじだった。








『わ、わりぃ。









俺、…。』









から少し離れて
自己紹介をする。


















『お、同じ名前…なんですね。









私も…です。』









と作り笑いをしている。









「…アンタは
知らなかっただろうけど、









この人は、アンタが作り出した
別の人格よ。」








**









それから、
真実をに
伝えた。








彼女はあっさりと
信じた。








『なんだか、
納得しました。








それに、
私、誰かにずっと
見守られていたような
気がしてたんです。








ずっと、両親だと思ってましたけど。』









と言って、
にお礼を言っていた。









こんなチャンス二度とないからと、








無理矢理を押し倒して









キスをした。








『ふ…んんっ…////』









『んっ…さ…っん…////』









アタシを放置して
キスにふける二人に
文句を言おうとしたそのとき、








(男)の 体が
光った。








『…もう、お別れだ。









俺がいなくても大丈夫。









これからは
あのオカマがお前を
守ってくれる。』








『い、いなくなっちゃうの?』









『また、お前のなかに戻るだけだ。









心配するな、









もう、人格が入れ替わることは
ない。








会えるとしたら、夢のなかだけだ。』









ちゅ









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